岐阜県郡上八幡・美濃市の旅12 [うだつの上がる町並み] [旅行]
旧名鉄美濃駅からさらに歩いて5~6分、美濃市と言えば「うだつの上がる町並み」です。
郡上八幡とは違う古い町並みを散策したいと思います。そもそも「うだつ」とは隣の家が火事になった時
燃え移るのを防ぐために造られた防火壁。それがいつしか本来の役目より装飾品として裕福な家庭が
競って造りだしたもの、富の象徴だったようです。美濃市以外では徳島県美馬市などで見られます。
このお坊さん2人横断歩道を渡るのですが、ほぼ信号無視。いいのか?
やはり旅行に行ったらマンホールは必見地域性が出ますね。
写真見て気付いた。うだつコロッケってどんなものだったんだろう?悔やまれます。
看板が2パターン。「うだつの上がる町並み」、「うだつの町並み」。どちらかに統一して欲しい。
まず目指したのはこちらの山田家住宅。こちらでは和紙を使った絵画が展示されています。美濃市は
和紙も有名で紫綬褒章を受章した職人さんもいらっしゃいます。
持って帰りたくなる素敵な作品でした。
いよいよ、うだつとご対面です。
家紋も入っていて富の象徴であることがうかがえます。
屋根の形状に合わせ、曲線的だったり直線的だったり。隣近所とは違う見栄の張り合いのようです。
写真選びをしていたら、この町並みには雨の方が似合うような気がしてきました。風情があります。
この町もさほど広くないので何度も同じ通りを歩いてしまいましたが、うだつの素晴らしさをその都度感じました。
次回は街並みの中の1軒を詳しく(?)ご紹介します。