SSブログ

岐阜県郡上八幡・美濃市の旅7 [郡上八幡博覧館とお昼] [旅行]


IMG_0312.jpg



この「郡上八幡博覧館」は郡上八幡の伝統工芸や水との関わりあい、歴史やそしてこの時期一番盛り上がる

郡上おどりの実演と指導が受けられる施設。また、「博覧館」は「博物館」と「博覧会」と掛け合わせた

造語です。

これまでの記事では「郡上踊り」と表記してきましたが、正しくは「郡上おどり」で、ひらがなで

「おどり」です。訂正してお詫びいたします。

この「郡上八幡博覧館」は入場口を入ると順路は2階に進みますが階段を登る前に素敵な模型がありました。



IMG_0314.jpg



郡上おどりの模型。なぜかゲゲゲの鬼太郎、鉄腕アトム、クレヨンしんちゃん、そしてドラえもんが

郡上おどりを楽しんでいます。

2階へ進むと目が行くのは大きなパネル。郡上八幡で暮らす人たちと水との関わりあい。



IMG_0316.jpg



清流長良川、そして支流の吉田川と湧き出る豊富な水がこの郡上八幡に住む人たちの生活を潤し、

染物、釣り道具、郡上紬といった伝統工芸品を生み出しています。郡上紬に至っては人間国宝まで

生み出してしまったとても素晴らしい町でした。


郡上紬と人間国宝に付いてはこちら
http://www.tumugi.com/gujyotumugi.html



IMG_0331.jpg



IMG_0332.jpg



IMG_0333.jpg



IMG_0334.jpg



IMG_0335.jpg



こちらは郡上八幡に残されていた明治、大正、昭和の土雛。本来は布で作られるひな人形。しかし郡上の

農山村地域では土で作られたひな人形が飾られていました。今となっては貴重以上の財産です。

染物に付いてですが、散策中に1軒の藍染店を見つけました。中に入ると写真撮影禁止の文字が見えたので1枚も

写真はありません。扉を開けたすぐ右側に藍染の作業場がり藍染の壺?or樽?が埋められていました。

作業場の反対側には藍染の商品が飾られていましたが、先客がいてお店の方とお話をされていました。

藍染の商品に夢中になると藍染の作業場に気づかずに落ちてしまうのではと思い店の中までまともに

入らず出てしまいました。正直、ものすごく後悔をしています。



2階の展示コーナーの見学の後は1階に降りてきて郡上おどりの実演です。

小さなスペースですが郡上おどりの説明パネルとモニターがあります。3人に女性が2人ずつ交代で

説明をしてくれます。

この日は台湾からの観光客の方と一緒に見学でした。


IMG_0317.jpg



この「郡上おどり」実は「国重要無形民俗文化財」で400年以上の歴史がると言われています。

郡上おどりは「かわさき」「春駒」「三百」「ヤッチク」「古調かわさき」「げんげんばらばら」「猫の子」

「さわぎ」「甚句」「まつさか」の10曲。パネルにはそれぞれのおどりのイラストが描かれています。

1番人気は「かわさき」。台湾の方たちに「かわさき」と言ってもバイクの「かわさき」ではありません。と

バイクに乗る真似をすると少し笑いが起き、台湾の方向けのジョークとなっているようです。

この女性たちは台湾の言葉が少しだけ喋ることが出来ます。どうも郡上八幡と台湾が友好関係にあるようです。

郡上おどりは神様仏様にささげる大切なおどり。神様仏様といっても宗教や国籍に関係なく誰でも楽しんで

いただけるおどりです。

また、雨が降ろうが風が吹こうが警報が出ない限り中止にはならないそうです。



IMG_0320.jpg



IMG_0323.jpg



IMG_0328.jpg



みんなで「かわさき」のおどりを教わります、座ったまま手の動きだけですが。



IMG_0329.jpg



郡上おどりの1シーズン中に使われた下駄はこんなにもすり減ってしまい、人によっては2足使うそうです。

実演はわずか15分ですが楽しい時間でした。通常1日4回の実演ですが郡上おどり期間中は回数を増やして

観光客を楽しませてくれます。


郡上八幡博覧館はこちら
http://www.gujohachiman.com/haku/



さて、そろそろお昼です。郡上八幡博覧館と同じ通りにある「流響の里(りゅうきょうのさと)」の2階にある

レストラン流響に行きました。歩いて5分ほどの距離です。



IMG_0348.jpg



IMG_0346.jpg



注文したのはこれ[わーい(嬉しい顔)]



IMG_0347.jpg



飛騨牛ステーキ[グッド(上向き矢印)]



IMG_0343.jpg



IMG_0344.jpg



写真より肉が小さい[たらーっ(汗)]そんなもんだね。



IMG_0345.jpg



すげーうめぇ[グッド(上向き矢印)]

お肉やわらかいです。なんてうめぇんだ[ぴかぴか(新しい)]

左下はお肉の付けだれです。いやぁ、うまかった[わーい(嬉しい顔)]

食べ終わった後は1階に降りて飛騨牛コロッケとメンチカツを食べちゃいました。



IMG_0350.jpg



もちろんどっちもおいしいです。お腹を満たしBのエリアへ散策に出発します。


流郷の里はこちら
http://www.ryukyonosato.jp/


nice!(41)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 41

コメント 7

美美

郡上八幡も見所がありますね。
先日も言いましたが2月頃に行く予定なので参考にさせていただきます^^
飛騨牛コロッケ、メンチは食べなくちゃね。
もう何回食べたかなあ^^;
by 美美 (2015-09-04 20:56) 

hana2015

こんばんは。
郡上八幡の街と住人たちの生活はやはり、清流長良川と支流である吉田川の豊富な湧き水が密接していて・・・そこから、染物、釣り道具、郡上紬といった伝統工芸品が生まれた訳なのですね。
飛騨牛は、ホント美味しいです~!
奥飛騨温泉郷と高山でしか食べた事ありませんが・・・
ステーキや棒葉焼きは勿論、飛騨牛コロッケ、メンチもつい食べたくなるのは同じでした。

by hana2015 (2015-09-04 23:41) 

kuwachan

郡上おどり、400年以上の歴史があるんですね。
先日テレビで見ましたが、下駄屋さんはこの時期大賑わいのようですね。
kick_driveさんは、郡上おどりの実演もご覧なったし、
下駄を履いて実際に踊られたのでしょうか?^^
by kuwachan (2015-09-05 07:07) 

まき

☆博覧館いいですね~楽しめますね♪
デザートのコロッケがまたいいです(^_-)-☆
by まき (2015-09-05 13:39) 

kick_drive

皆様こんばんは。いつもご訪問、nice!&コメントありがとうございます。



美美さんへ
狭い範囲なのでゆっくりじっくり散策するべきでした。
コロッケ&メンチははふはふしながら食べるのが最高ですね。



hana2015さんへ
長良川と吉田川、そして吉田川の支流の小駄良川(こだらがわ)が無かったら、郡上八幡も城下町として栄えていなかったことでしょう。もっと郡上八幡の伝統工芸品がメジャーになってもいいはずなんですがもったいないです。



kuwachanさんへ
13~16日の徹夜おどりでは下駄屋さんも徹夜して踊りに参加された人たちのバックアップで大忙しだそうです。
レクチャーを受けましたが結局1日目の夜だけしか会場には行きませんでした。



まきさんへ
博覧館の展示物をじっくり見ると水がもたらす伝統文化の良さや郡上八幡の魅力に取りつかれてしまいます。
やはりコロッケは食べないと。揚げたてを出してくれるので少し待ちますがその価値ありです。
by kick_drive (2015-09-05 20:38) 

けん

おいしそうなお肉に目がいっちゃいました(^^
by けん (2015-09-06 15:26) 

kick_drive

けんさんへ
おいしそうに見えました?お料理の写真は難しいですね。
おいしかったんです、本当に!
by kick_drive (2015-09-06 20:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。